現在難症例化の激しい無歯顎臨床。
日本の様々な術式を勉強・実践し壁に当たり
源流に答えを求めて世界屈指のデンチャリストH.Frickに
師事して10年以上経ちました。
結論はどんな状態にも対応出来る自分自身の術式を
編み出す事でした。
GerberシステムやBPSなどをベースに編み出したのが
印象体つまりimpression bodyという概念です。
この概念に沿って印象体を取り出せばほとんどの症例に
対応可能なのです。
これは印象体の基本ですが、
この中に印象、咬合高径、顎位、周囲組織の情報が
取り込まれ顔の外部計測に依存しない口腔内ランドマークが
見えるので後は理論的に幾何学的につまり単純に技工が出来ます
術式の実際はまた次回