土曜・日曜・祝日診療 アイネクライネ歯科 地図

土曜・日曜・祝日診療 アイネクライネ歯科 地図

道順 von 外苑前駅 nach アイネクライネ歯科

外苑前駅1a出口を出てそのまま直進する

ベルコモンズがある

南青山3丁目の交差点信号を左へ曲がり外苑西通りを歩くと

1つ目の信号がありski shop jiroがあるので、

そこを右に入りすぐの左手路地に曲がり直進すると

アイネクライネ歯科(青山橋のすぐ近くです)

ダイレクトコール 080-5643-1969

入れ歯専門医 檜山比呂

自分の写真
港区南青山4−5−8, 東京都, Japan
表参道、外苑前。南青山で歯科医院を開業しています。ヨーロッパ仕込みの治療を実践する歯科医院です。自宅兼クリニックなので、ほとんどクリニックで生活しています。深夜でもお気軽にご連絡下さい。特に入れ歯の分野では2005年に世界の5人に選ばれています。(icvoclar社主催BPS world competition)

2010年5月31日月曜日

GERBER THEORY その②


意外と反響の多かったゲルバー理論なのでもう少し詳しく解説です。
ゲルバー理論の基本は2つの思考経路から成ります。
①:2つの変化軸(咬合面と粘膜面)
特に下顎の吸収像に対して垂直に咬合させていく、これにより下顎義歯の不安定さを解消する。そして咀嚼サイクルを安定させる。ドイツでは陶歯をよく使いますがこれはお国柄らしく摩耗したりチッピングするのを嫌う傾向があるからです。イタリア、フランスは陶歯はあまり使用しません。スイスは半々くらいかな?
②:骨格系に対する咬合系(4パターン)
ゲルバーは何でもかんでもreduced occlusionにするなんて言ってないのですよね。必要に応じてA~Dのパターンに当てはめると言ってます。勘違いしてる日本のドクターがかなり多いです。
大事なのは骨格系と咬合系のマッチングが最低でも4パターンあって更にここから応用していくと言う事です。

2010年5月19日水曜日

コルサコフ症候群

コルサコフ症候群(コルサコフしょうこうぐん)は、側頭葉のウェルニッケ野の機能障害によって発生する健忘症状である。これを記載したロシアの精神科医セルゲイ・コルサコフ(1854-1900)に因んで命名された。コルサコフ症候群の多くはビタミンB1の欠乏によって起こる興奮・譫妄症状であるウェルニッケ脳症が慢性化したものであり、主としてアルコール依存症に由来する栄養失調が原因である(外傷・脳卒中などその他の器質的原因によって起こる場合もある)。

長期記憶の前向性健忘と見当識の障害を伴う逆向性健忘が同時に起こるが短期記憶は保たれ、会話能力などの知的能力に目立った低下は見られない。コルサコフ症候群の患者は被暗示性が強く、過去の記憶と妄想の区別がつかなくなる。

回復可能な可逆的障害である。 意識障害や記憶障害は回復するけれども、しばしば誇張、誇大的傾向、自己感情の亢進、作話、情動過敏、被暗示性の亢進などの情意面の異状を主とする症状がしばらく残置することが多い。


今日、コルサコフ症候群?の症状の診られる患者さんを診療しました。
70代のお爺さん。
アルツハイマー?とも思いましたが既往歴とコミュニケーション状態
から診てコルサコフ症候群が妥当かなと思います。
確定診断は専門医に任せて一応家族の方に知らせておきました。
入れ歯の患者さん達の病歴から他科の疾患を見破るのは
楽しいです。
シャーロック・ホームズみたいで 笑

我が師Herbert Frickも病歴から色々と推論、考察して
無歯顎治療に役立てていたのを思い出します。

一瞬で病名が出てこないのでまだまだ勉強が足りない
と思い少し反省してます。
最近は他科の勉強がおろそかになってました。

秋のクイントの大会に来日してくるのでそれまでに
ネジを巻かないと

2010年5月10日月曜日

モンスターペイシェント

上野のクリニックを終わって時間も経つのに

檜山を探して追っかけて来たい患者さんがいるそうで

今日、クリニックの院長からの依頼で電話をしました。

元々はそこのクリニックで上手くいかなかった症例の

フォローをしていたのですが

良くなって来た所で檜山が居なくなって

怒り始めたらしいです。

あくまで檜山はトラブルシューティングで呼ばれていたので

状況が好転した時点で元の担当医に戻るのですが

上手くコミュニケート出来ないみたいでトラブル再発

たらい回しにされる患者さんは可哀想ですが

治療したドクターの責任全てを引き受ける訳にはいかない

現実は残酷ですね。

歯科医は自分の技量を超えてるかどうか

せめてその判断はして欲しいと思う事も多いです。

患者さんを引き抜く事はできないので

残念ですがそこのクリニックでの出来事はそこのクリニックで

解決してもらわないと。

2010年5月6日木曜日

背理法的義歯考察

GWはあちこちから連絡があり

電話でレクチャーと難症例相談の日々でした

ヨーロッパ型の治療では

(無歯顎だから総入れ歯)ではなく

(有歯顎でないから総入れ歯)です。

一見似たようなニュアンスですが前者は

技術論で終わりやすいのに対して

後者、背理法では有歯顎でない理由から

考えが始まるので奥が深いのです。

何故、この近代、現代に総入れ歯があるのか?

これも背理法でですが、日本の歯科医の皆さんは

どんな答えを持っているのか?個人的に興味があります。

某歯科大学の総義歯講座の教授に現在の日本の総義歯治療

についてどの様に教育しているのか知りたくて

会談を申し込んだら、檜山の名前を聞いて逃げられました

日本の総義歯治療を大学レベルでどう教えてるのか分から無いので

ただ知りたいだけだったのですが・・・

2010年5月2日日曜日

ゴールデンウィーク

東京は閑散としていて静かで良いです。

今日は日頃の疲れが出たのか、家でグッタリ

昨日は仕事で赤羽のクリニックで最後の入れ歯の患者さん

が無事に終わり、安心です。

明日は久しぶりに渋谷で買い物でもしようかな?