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ゲルバー理論の基本は2つの思考経路から成ります。
①:2つの変化軸(咬合面と粘膜面)
特に下顎の吸収像に対して垂直に咬合させていく、これにより下顎義歯の不安定さを解消する。そして咀嚼サイクルを安定させる。ドイツでは陶歯をよく使いますがこれはお国柄らしく摩耗したりチッピングするのを嫌う傾向があるからです。イタリア、フランスは陶歯はあまり使用しません。スイスは半々くらいかな?
②:骨格系に対する咬合系(4パターン)
ゲルバーは何でもかんでもreduced occlusionにするなんて言ってないのですよね。必要に応じてA~Dのパターンに当てはめると言ってます。勘違いしてる日本のドクターがかなり多いです。
大事なのは骨格系と咬合系のマッチングが最低でも4パターンあって更にここから応用していくと言う事です。