2011年2月19日土曜日
Gerber理論の義歯@アイネクライネ歯科
10年前まだ檜山先生が渡欧する前
ただ方法論としてのGerberをやっていた頃の義歯
早いものでもう10年24時間連続装用です。
当時はパイロットデンチャーから日本式のGerber義歯でした。
要するに何も分かってなかったです。
方法論だけを有り難がっていて根本に目を向けていなかった
現在はGerber理論も源法をちゃんと勉強して自分で
設計出来るようになり、まだまだ幼い日の檜山先生症例を
眺めてます。幸運なことに10年前の自分と対峙出来るので
ネットで探し当ててくれたこの患者さんに感謝です。
結末は今年の歯科技工6月号でご覧下さい。
今回の症例は純粋なGerber理論で行っているので
日本式のものとはかなり考え方や術式が異なります。
よく勘違いされますが、檜山先生=ivoclar BPS
ではありません。
世界屈指のデンチャリスト Herbert Frickの弟子なのです
当然BPSも学びましたがその他の技法や術式も様々伝授されてます
昔も勘違いされてましたが檜山先生=パイロットデンチャーでもないです
檜山先生は一匹狼なので群れる事は嫌いなのです。
どこにも属さないで一人自分の信じる道をあるいていたら
尊敬する先生や良い友人、ライバルにヨーロッパで恵まれました
だから今でもどこにも属さない、唯一の自分でハッキリと言える
所属はHerbert Frickの弟子。この一言で高名なドクター、テクニシャンに
心良く迎えてもらえ、相手にして貰えます。
逆にまだまだ自分の拙さがよく分かります。
いつか、いつの日か檜山の名前だけで何処にでもアクセスできるような
そう、先生のような人間になれたらと思います。
追いかける背中はあまりに遠いので地道に修行です。