よくある質問の最上位トピックスですね。
檜山の学んだヨーロッパ無歯顎治療では
必ずダブルチェックをさせられます。
1:外部計測
鼻先~オトガイ先の距離もしくは鼻下~オトガイ下の距離
平均値は色々な本にあるのでそれを参考にすれば良いのですが
問題は外部計測は骨格異常を反映出来ない。
且、術者によってバラツキが多い。
勿論、外部計測は否定しません。檜山も計測します。
ただ、ある一定以上の症例になると
骨格異常を伴うので要注意です。
2:口腔内計測
日本の大学ではGysiの法則やマクグランの数値で
サルカス間距離を40ミリで設定する事が多く、この為に
臨床で難航し易いとも言えます。
規格模型と言う手法もここ20年くらい様々な手法が
提唱されていますが、残念な事に個人値までは精度がない。
檜山はチューリッヒ大学の統計データ36±2mmをサルカス間距離
で使用します。大きい数値か小さい数値かは年齢層、骨格で
判断します。
何れにしても両方でチェックするのは大事です。