もう6年前の症例、ガルバノ・AGCの24金でプレートを作製して
総義歯を作りました。
当時は、東京医科歯科大学で補綴の先生が実験的に自分のお父さんに作った症例があるだけでした。確か、ケンデンタリックスの松浦さんが担当したようですが、一般クリニックで実際の臨床で行われたのは日本で始めての症例でしょう。1床250万円でした。
この成功のお陰で現在までに4症例ほど行いましたが、純金の生体親和性はもの凄いです。
チタンが馬鹿らしくなります。私は基本的にレジン床でしか自費の義歯は作りません。
ヨーロッパでは金属床は総義歯には使わないのです。コバルトクロムでパーシャルをするならウィロニウムだけです。やはり、無歯顎治療は面白いです。