2010年11月21日日曜日
恐怖のインプラント
インプラントは正しく設計すれば最高の治療なのは、世界的に認知されてます。私もそう思います。しかしこの写真、昨年スイスで行われたインプラントのトラブルをレポートする会議での写真ですが、一人の患者さんがインプラント博物館になっています。ほとんどが駄目になっていて治療が大変だったとの事でした。日本よりも早くからインプラント治療が行われてきたヨーロッパでは当然古い昔のインプラントが問題になってきています。現在のヨーロッパでは機能構築が最優先、そしてインプラントという流れになってます。無歯顎治療専門医の私に多い相談はインプラントを入れても痛くて咬めないというのがほとんどです。難しい事は患者さんは分から無いので、簡単に言うと、まず、インプラントを入れる前に咬めるようになる。そして咬める状態から設計を起こしてインプラントを入れる。先にインプラントを入れるのは大間違いです。