海外での勉強はどうすればいいのか?
向上心の大きいドクターは良いですね。
メーカーやディーラー、大学などのコネクションなしで
海外で勉強するのはかなり厳しいです。
先ず、語学。英語は当たり前で他数ヶ国語日常会話くらい
できないと厳しいです。
次にタイトル、肩書。
日本の学界やスタディーグループの出している
認定医やディプロマは全く役に立ちません。
世界的に役にたつのは口腔外科学会だけです。
自分は咬合の専門医ですなんて不用意に言ったら
まぁ、地獄を見ます。
入れ歯の専門医と言ったら更なる地獄が待ってます 笑
本当に実力のあるヨーロッパの第一線級のドクターは
日本のタイトル、肩書には目もくれず
君は何が出来るの?と力量で評価されます。
私は運よく我が師Herbert Frickの推薦,紹介で
多くの第一線級のドクターと親交を持てましたが
私の紹介でも受け付けてもらえないのが現状です。
まだまだ力量不足を反省しないと。
単身渡欧は基本的に無理があるので
海外のメーカーで研修を受けてそこをきっかけに
各国のドクターと仲良くなり、親交を深めて
力量を評価されて、やっと門が開く感じです。
だから英語だけだと駄目なんですよね
フランス人と仲良くなるにはやはりある程度の
フランス語能力がないと
あまり相手にして貰えません。
向こうのドクターは大抵4~5ヶ国語自由にあやつるので
こちらもそれなりの能力を要求されます。
くれぐれも、日本の肩書は持ちださない様に。
残念ですが何の価値もありません。